台風や大雨のあと、家の様子を確認していて、罹災証明書という言葉を初めて目にして、何のための書類か分からず戸惑うことがあります。
地域情報メディア『あつぎロケーション』のライター、さくらこです。旦那さんと二人暮らしなので、いざというときは二人で手分けして動くことを考えています。
今回は、罹災証明書がどんな場面で使う書類か、申請先や必要なもの、片付け前に確認しておきたい記録のとり方を中心に整理していきます。
厚木市で罹災証明書が必要になる場面
台風や大雨、地震などで自宅に被害が出たとき、罹災証明書という言葉を役所の案内や保険会社とのやり取りで見かけることがあります。
罹災証明書は、災害によって家屋がどのくらい傷んだかを厚木市が証明する書類で、被災者向けの支援策や保険会社への請求で判断材料の一つとして使われます。
罹災証明書が対象にする被害とは
厚木市の罹災証明請求書には住家と非住家の記入欄があり、罹災程度は家屋を一棟ごとに判定します。
- 住家・非住家
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罹災証明請求書には住家・非住家の記入欄があり、家屋の罹災程度は一棟ごとに判定されます。
- 車両・物置・塀など
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住家等以外の不動産や動産は、危機管理課の罹災届出証明書という別の証明で扱われます。
家財道具は罹災証明書の対象には含まれず、罹災届出証明書での扱いに迷ったときは窓口で確認するようにしています。
被害調査は資産税課、証明受付は市民税課
厚木市では、被害の調査は資産税課、証明受付は市民税課と、担当が分かれています。
さくらこ窓口が資産税課と市民税課で分かれてます
被害調査を担当する資産税課は本庁舎2階7番窓口、証明受付を担当する市民税課は本庁舎2階5番窓口で、受付時間は平日午前8時30分から午後5時15分までです。電子申請や郵送でも申請できます。
申請前に用意しておきたいもの
申請には、罹災証明請求書と本人確認書類が必要で、損壊箇所の写真も可能な範囲で提出するよう案内されています。
- 罹災証明請求書
- 本人確認書類
- 損壊箇所の写真
- 自己判定方式なら判定シートと可能な限り4面の写真も
自己判定方式を使う場合は、罹災証明住家被害判定シートに加えて、建物全景を可能な限り周囲4面から4枚以上と、表札があれば表札の写真も加えると案内されています。
片付け前に被害状況を記録する
見落としやすいのが、片付けを始める前に被害箇所の写真を残しておくこと。
修理や片付けを急ぎたい気持ちはあっても、記録が残っていないと、あとから被害の程度を伝えにくくなることがあります。
倒壊のおそれがある場所や浸水した場所には近づかず、安全な範囲だけを確認します。
家の外観を数方向から撮影しておくと、あとから被害の状況を伝えやすくなります。
壁や床、屋根など傷んだ部分を、片付ける前に近づける範囲で撮っておきます。
旦那さんと二人で分担して、一方が撮影、もう一方が記録のメモを残すようにすると、あとで見返しやすいと感じています。
被害の程度は誰がどう決めるか
罹災証明書の被害の程度は、基本的に厚木市の被害認定調査をもとに判断されます。
ただし、一部損壊で10パーセント未満と明らかに分かる建物については、自己判定方式という方法もあります。
| 方式 | 特徴 |
|---|---|
| 被害認定調査 | 市の職員が調査して被害の程度を判定します |
| 自己判定方式 | 一部損壊が明らかな場合に写真から判定し、交付が早い傾向です |
どちらの方式に当てはまるかは、最終的に市の判断になるため、自分だけで決めつけないようにしています。
罹災証明書だけで支援は決まらない
正直に言うと、わたしも罹災証明書があれば支援金や保険金が自動的にもらえると思い込んでいたことがあります。
罹災証明書自体が支援や保険金の支給を決めるわけではありません。それぞれの制度や保険会社の基準で、あらためて判断されます。
申請前に厚木市の最新情報を確認する
罹災証明書の交付にかかる日数は、被害の状況によって変わるため、一律の期間は決まっていません。
制度や案内は災害のたびに更新されることがあるため、申請の前には厚木市の公式サイトで最新の案内を確認するようにしています。
罹災証明書に多い勘違いに注意
よく迷うのが、罹災証明書があれば片付けや修理を一切進められないと思い込んでしまうことです。
片付けの前に、可能な範囲で被害状況を写真に撮って保存しておくことが、あとで困らないための備えになります。
もうひとつ気をつけたいのが、車や家財など住家以外の被害まで、同じ証明書で一律にカバーされると思い込んでしまうことです。
火災による被害は厚木消防署が窓口
地震や台風、大雨とは違い、火災による被害の証明は市役所ではなく厚木消防署が窓口になっています。
厚木市役所へ行く前に、被害の原因によって窓口が違うことを、まず確認しておくと二度手間になりません。
今日のわたしが確認したいこと
罹災証明書は、名前だけ知っていればいいと思っていましたが、申請先や記録のとり方まで調べたのは今回が初めてでした。
旦那さんと話してみると、写真の撮り方も二人で決めていなかったので、先に確認しておいてよかったと感じています。
みなさんも、今日か明日の空いた時間に、厚木市の罹災証明書のページを一度開いて、窓口と必要なものだけでも見ておいてくださいね。













