厚木市で家に手すりを付けたいと思ったとき、業者にすぐ頼んでいいのか、先に確認しておくことがあるのか、迷う方は多いのではないでしょうか。
『あつぎロケーション』のさくらこです。厚木市で家のことを調べるときは、まず制度が関わりそうかどうかを先に見るようにしています。
この記事では、介護保険の住宅改修と手すりの関係、対象になる工事、申請の流れ、必要書類を、工事を頼む前に確認したい順番で整理します。
手すりを付ける前に確認したいこと
先日、友人から「実家の階段に手すりを付けたいけれど、業者に頼めばいいのか、先に何か手続きがあるのか分からない」と相談されました。
調べてみると、手すりの取り付けには介護保険の住宅改修だけでなく、市独自の助成や自費で進める場合もあり、道が一つではないと分かりました。
介護保険の住宅改修と手すりの関係
介護保険の住宅改修は、要介護認定や要支援認定を受けている方が、自宅に手すりなどを付けるときに費用の一部が支給される制度です。
対象になるかどうかは認定の有無によって変わるため、まず認定を受けているかどうかを先に確認することが、遠回りをしない近道だと感じています。
支給限度基準額は住宅につき原則二十万円で、その中から負担割合証に応じた一から三割を自己負担する仕組みです。
介護認定がない場合に使える助成
厚木市内に住所を有する七十五歳以上の方で、日常生活の動作に困難があり住宅改修が必要と認められる場合などに利用できる、セーフティ住宅支援事業という別の助成もあります。
消費税相当額を除く対象工事費の二分の一以内、上限三万円までの助成で、市内の工務店などによる工事が対象になり、利用できるのは一人一回までです。
こちらも介護保険の住宅改修と同じく、契約や工事を始める前の事前申請が欠かせません。
対象になる工事と対象にならない工事
介護保険の住宅改修には、対象になる工事の種類があらかじめ決まっています。手すりの取り付けもそのひとつです。
- 手すりの取り付け
- 段差の解消
- 床や通路面の滑り止め
- 開き戸から引き戸などへの取り替え
- 和式便器から洋式便器への取り替え
- これらに付帯して必要になる工事
新築や増改築の工事は対象に含まれないため、手すりの取り付けと合わせて大きな工事を考えている場合は、範囲の切り分けを確認しておくと安心です。
玄関や階段で変わる手すりの位置
手すりは玄関、階段、廊下、トイレ、浴室など、家の中のいろいろな場所に付けられています。
どこにどんな手すりが合うかは体の状態によって変わるため、この記事では判断せず、場所ごとに何を確認しておきたいかだけを整理します。
気になる場所が複数ある場合は、思いつくままに業者へ伝えるのではなく、優先順位をメモしておくと相談がスムーズになります。
工事を始める前に確認したい手続き
介護保険の住宅改修は、着工後の相談は原則、給付の対象外になります。工事を頼む順番を間違えないようにしたいところです。
退院してすぐの生活に手すりが要るなど、やむを得ない事情がある場合は例外的な扱いが案内されているため、心当たりがあれば早めに相談してください。
まず自分や家族が要介護認定か要支援認定を受けているかを確認します。
認定を受けている場合は、担当のケアマネジャーに手すりを付けたいことを伝えます。
ケアマネジャーなどに理由書を作成してもらい、支給申請書や見積書などをそろえます。
着工する前に、必要な書類をそろえて厚木市の窓口へ申請します。
さくらこ着工前の確認、忘れずにしてくださいね
着工前に見積もりと書類を用意
着工前の申請では、理由書や見積書などいくつかの書類をそろえて出すことになります。
- 住宅改修費支給申請書
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介護保険の住宅改修を申請するための書類です。
- 住宅改修が必要な理由書
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ケアマネジャーや作業療法士などに作成してもらう書類です。
- 理由書作成者の資格証明書の写し
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理由書を書いた人の資格が分かる書類の写しです。
- 業者の見積書
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工事の内容と金額が分かる見積書を用意します。
- 改修前の日付入り写真
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工事をする場所を、日付が分かるように撮影しておきます。
- 住宅所有者の承諾書
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住宅の所有者と利用者が違う場合に必要になる書類です。
- 受領委任払いに関する誓約書
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受領委任払いを選ぶ場合に必要になる書類です。
- 被保険者証と負担割合証の写し
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書類で対象者が分かる場合は、添付が不要になることもあります。
そろえる書類は状況によって変わることがあるため、準備の前に一度、厚木市介護福祉課の窓口へ確認しておくと迷いません。
自費で手すりを付ける場合との違い
介護保険もセーフティ住宅支援事業も使わず自費で手すりを付ける場合は、市への事前申請は必要なく、業者と直接相談して進められます。
ただし自費の場合でも、賃貸であれば住宅の所有者への確認が要ることがあるため、進め方がまったく別物というわけではありません。
賃貸住宅で手すりを付けるときの注意
賃貸住宅で手すりを付ける場合、介護保険の住宅改修を利用するときは、住宅の所有者と利用者が違うと承諾書の提出が必要になります。
自費で頼む場合も、壁に穴を開けるかどうかなど工事の内容によっては、大家さんや管理会社への確認が先に必要になることがあります。
工事後の手続きで迷いやすい点
工事が終わったあとも、市への手続きはそこで終わりではありません。完了届や領収書の原本などを提出し、市の審査を経て支給が決まります。
| 提出するもの | 内容 |
|---|---|
| 完了届 | 工事が終わったことを市へ知らせる書類です。 |
| 領収書の原本 | 実際に支払った金額が分かるものです。 |
| 工事内訳書 | どんな工事にいくらかかったかが分かる書類です。 |
| 改修後の日付入り写真 | 工事が終わった状態が日付付きで分かる写真です。 |
| 被保険者証などの写し | 書類で対象者が分かる場合は、提出が不要になることもあります。 |
審査には一から二週間ほどかかることがあるため、支給が決まるまで少し時間をみておくと安心です。
公式情報を確認してから決めること
制度の内容や必要書類は見直されることがあるため、この記事の内容も、実際に動く前に厚木市の公式ページや窓口で最新の情報を確認してください。
自己負担の割合も、介護保険の負担割合証によって人ごとに違うので、金額の見通しを立てるときは窓口で確認しておくと安心だと思います。
今日から手すりを考えたい人へ
今日、家の中で手すりがあったら助かりそうな場所を、ひとつだけ思い浮かべてみてください。それだけで次に確認することが見えてきます。
わたし自身、旦那さんと二人でこの先の暮らしを考えたとき、制度が関わるかどうかを先に見ておくと、あとで慌てずに済むと感じています。
気になる場所が決まったら、メモに残して、担当のケアマネジャーや、平日の厚木市介護福祉課へ相談してみてくださいね。













