厚木市への引っ越しを決めたあと、次に迷うのが不動産屋選びです。駅前に何軒も看板が並んでいると、どこに入ればいいのか正直迷います。
『あつぎロケーション』で暮らしの情報を書いている、さくらこです。物件探しでは、まず賃貸か売買かで相談先が変わる点から見ています。
この記事では、厚木市ならではの見落としやすい点から実際の相談窓口まで、不動産屋を訪ねる前に知っておきたい順番でお伝えします。
個別の会社の連絡先を先に見たい方は不動産会社まとめ、契約が決まったあとの手続きは住民票の移し方も参考にしてください。
賃貸と売買で相談先が変わります
不動産屋というと一つの窓口に見えますが、実際は賃貸の仲介を主に扱う店と、売買や土地の相談を主に扱う店とで、得意分野が分かれています。
わたしが厚木市に越してきたときも、最初に入った店が売買中心の会社で、賃貸の相談だとやんわり断られたことがあります。
引っ越しでも住み替えでも、まずは賃貸と売買のどちらを相談したいのか、店に入る前に一言用意しておくと話が早く進みます。
「厚木駅」は厚木市の駅ではありません
物件探しで駅名を見ているとき、見落としやすい点があります。小田急線とJR相模線が交わる「厚木駅」は、厚木市ではなく海老名市にある駅です。
わたしも最初は、厚木駅前で物件を探せば厚木市に住めると思い込んでいました。
さくらこ厚木駅で降りて厚木市だと思ったら海老名市でした
駅名だけで判断せず、住所の市区町村名まで確認してから店を選ぶと、通勤や通学の距離感で後から慌てずに済みます。
本厚木駅と愛甲石田駅は街の顔が違います
厚木市内の小田急小田原線には本厚木駅と愛甲石田駅があり、どちらで探すかによって暮らしの雰囲気はかなり変わります。
本厚木駅は一部の特急ロマンスカーも停車する市の中心で、北口には店が集まり、駅からバスに乗り継いで市内各地へ広がる暮らし方が中心になります。
愛甲石田駅は国道246号沿いにチェーン店が並ぶ一方、少し入ると住宅地が広がり、近くには大手メーカーの事業所もある落ち着いたエリアです。
宅建業者かどうかは免許番号で分かります
不動産の仲介や売買を業として行うには、宅地建物取引業の免許が必要です。免許番号は国の検索システムで今の情報を確認できます。
免許には都道府県知事免許と国土交通大臣免許があり、番号のかっこの中の数字は更新のたびに増えていく仕組みです。店名や番号は建設業者・宅建業者等企業情報検索システムで調べられます。
行政処分を受けていないかは、国土交通省のネガティブ情報等検索システムで店名を入れて調べられます。
仲介手数料には上限が決まっています
賃貸の仲介手数料には上限があります。貸主と借主から受け取る合計は家賃1か月分と消費税までです。
居住用の物件では、借主から受け取れる額は原則家賃0.5か月分と消費税までですが、契約前に承諾していれば1か月分まで負担することもあります。
- 敷金
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家賃の未払いや退去時の修繕に備えて預けるお金です。
- 礼金
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貸主にお礼として支払うお金で、退去時に戻ってきません。
- 更新料
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契約を更新するときに、貸主へ支払うことがあるお金です。
- 保証会社利用料
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保証人の代わりに保証会社を使うときにかかる費用です。
費用の内訳は店によって説明の仕方が違うので、合計でいくらになるのか、その場で聞いてしまうのが一番です。
不動産屋を訪ねる前に条件を書き出しておく
何も決めずに店へ行くと、話しているうちに希望がぶれてしまうことがあります。先に書き出しておくと、相談がスムーズに進みます。
- 家賃の上限と初期費用の予算
- 入居したい時期
- 駅からの距離や通勤通学の手段
- ペットを飼えるかどうか
- 駐車場が必要かどうか
わたしも希望をメモにしてから店に行くようになって、話が早く進むようになったと感じています。
市役所の無料相談は月に一度だけです
厚木市役所では、宅地建物取引士による無料相談を毎月第1木曜日の午後1時から4時まで行っています。
事前の予約は不要です。当日の午前8時30分から、電話か窓口で先着順に受け付け、定員は6人までとなっています。
場所は市役所本庁舎1階の総合相談コーナー内相談室で、対象は市内在住者です。日程が変わることもあるので、市民協働推進課(電話046-225-2100)で確認すると安心です。
県央支部の無料相談は電話予約制です
神奈川県宅地建物取引業協会の県央支部は、厚木市と愛川町、清川村を担当していて、約220社の不動産会社が加盟しています。
この支部でも宅地建物取引士による無料相談を受け付けていて、電話で予約すれば30分ほど話を聞いてもらえます。
予約は月曜から金曜の午前10時から午後4時に、電話(0465-20-8570)で受け付けています。事務所は2026年3月に小田原市へ移転しているため、訪ねる前の確認が安心です。
契約トラブルは消費生活センターへ
契約書の内容で分からないことや、退去時の費用でもめてしまったときは、厚木市消費生活センターに相談できます。
電話(046-294-5800)で相談を受け付けていて、来所の場合は予約なしで話を聞いてもらえます。メールやファックスでの相談は受けていません。
どこに相談していいか迷ったときは、消費者ホットライン「188」にかければ、近くの窓口を案内してもらえます。
| 窓口 | 相談内容 | 日時 | 連絡先 |
|---|---|---|---|
| 市役所本庁舎 | 不動産取引の相談 | 第1木曜13時から16時 | 046-225-2100 |
| 県央支部 | 不動産取引の相談 | 平日10時から16時に電話予約 | 0465-20-8570 |
| 消費生活センター | 契約トラブルの相談 | 平日9時30分から16時 | 046-294-5800 |
内見までの流れをつかんでおくと安心です
気になる店が決まったら、あとの流れをつかんでおくと、当日にあわてずに済みます。
予算や入居時期など、書き出しておいた条件をそのまま伝えます。
気になる部屋を実際に見る日を、店と相談して決めます。
契約前に、部屋や契約条件について宅地建物取引士から説明を受けます。
わたしが最初に内見したときは、重要事項説明を聞き流しそうになって、あとで慌てて資料を読み返しました。
最後にわたしからひとこと伝えます
今日か明日、厚木市の不動産屋に電話をかけてみるなら、まずは賃貸か売買か、希望条件をメモに一つ書き出しておくと、それだけで話が具体的になります。
わたしも厚木駅と本厚木駅を間違えかけた一人なので、駅名だけで決めずに、窓口へ確認の電話を一本入れるだけで安心感が違うと感じています。
焦らずに一軒ずつ話を聞いて、みなさんに合う不動産屋が見つかったらうれしいです。
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