【厚木市】病児保育と病後児保育の違い|予約の流れと費用

病児保育と病後児保育の違い 予約の流れと費用

子どもが熱を出した朝、仕事は休めない。預け先を探して、病児保育と病後児保育の違いで手が止まったことはありませんか。

厚木市の情報メディア「あつぎロケーション」ライターのさくらこです。市の案内と施設の公式ページを、一つずつ読み比べました。

子どもの状態、施設、予約の流れ、費用の順に書きます。

目次

病児と病後児は回復の段階で分かれる

先に結論を言うと、病児保育は回復期に至る前、病後児保育は回復期に入ってからの子どもが対象です。

病児保育

症状の急変はなく、入院の必要もない子どもを預かります。

病後児保育

回復期に入り、集団保育が難しい子どもを預かります。

どちらも、保護者が仕事などの事情で家庭の保育が難しいときに使います。

厚木市内で使える施設の場所と定員

市の病児・病後児保育事業として案内されているのは、病児保育の「さつき病児保育室」と、病後児保育の「病後児保育室ゆず」の2か所です。

項目さつき病児保育室病後児保育室ゆず
対象病児保育病後児保育
場所中町4-9-14 1階(マーガレット保育園併設)恩名1-10-38(あゆのこ保育園内)
定員3人1日4人
利用できる日月曜~金曜月曜~土曜(令和9年4月から土曜は閉所)
利用時間8時30分~17時15分平日7時30分~18時30分、土曜7時30分~16時30分
電話番号046-240-6072046-296-5177

休みは、どちらも日曜日と祝日、年末年始です。さつき病児保育室は土曜日も休み。ゆずの土曜日は、令和9年4月から閉所とされています。

土曜閉所は、令和8年10月発行の保育のしおりにある案内です。市の事業ページ(2023年4月・2024年1月更新)と施設の公式ページは、まだ土曜日の記載のままです。

預けられる年齢と保護者の事情

病児保育は、生後6か月から小学校3年生までが対象です。厚木市か協定を結んだ市町村に住んでいるか、厚木市内の認可保育所などに在籍している子どもになります。

病後児保育は、市の事業ページでは「月齢5か月を超えた」、令和8年10月発行のしおりでは「月齢5か月から」小学校3年生までと案内されています。市内に住んでいるか、市内の認可保育所等に在籍している子どもが対象。

見落としやすいのが、月齢の区切りが病児は6か月、病後児は5か月前後と少し違うことです。どちらも、保護者が勤務や傷病などで家庭の保育が難しいことが条件になります。

病児保育を使うまでの四つの流れ

病児保育は、電話の仮予約から始まります。かかりつけの医院で医師連絡票を書いてもらってから、本予約に進む順番です。

STEP
電話で仮予約する

保育室に電話で空きを聞きます。受付は平日の9時から17時までです。

STEP
医療機関で受診する

かかりつけの医院で診てもらい、医師連絡票を出してもらいます。

STEP
本予約を入れる

利用前日の17時までに電話し、病名や症状を伝えます。

STEP
書類を持って利用する

利用申請書と医師連絡票を、利用当日に提出します。

原則は前日の仮予約が必要です。ただ、空きがあれば当日も受け付けていて、その受付は8時30分から9時30分までです。

保育不可と診断されて仮予約をやめるときも、前日17時までの連絡が必要です。連絡がないと自動キャンセルになり、次回以降の利用を断られることがあります。

病後児保育の予約と受診の進め方

令和8年10月発行の保育のしおりでは、病後児保育も、仮予約、受診、本予約の順に案内されています。仮予約の受付は8時30分から17時までです。

一方、市の病後児保育のページ(2024年1月更新)は、予約、医師の証明、利用の三つです。予約は原則、利用日の前日の8時30分から17時までとされています。

二つの案内で書き方が違うので、ゆず(046-296-5177)に電話で順番を聞くのが近道です。利用当日は、連絡票と利用申請書を持って行きます。

医師連絡票は受診して発行してもらう

どちらの事業でも、「厚木市病児・病後児保育利用医師連絡票」が必要です。発行手数料は1件1,500円で、診察した医療機関に直接払います。

様式は、市のホームページとさつき病児保育室の公式ページにあります。受診先は、しおりでは「かかりつけ医」。病後児保育の市のページは「厚木市医師会の医療機関」で、書き方に差があります。

見落としやすいのが、連絡票が発行できないと預かってもらえないことです。診断しだいで、予約したのに使えない日もあります。

かかる費用と減免の対象になる世帯

利用料は、病児保育も病後児保育も1人1日2,000円です。ほかに、給食費や食事代が300円かかります。

  • 利用料は1人1日2,000円
  • 給食費・食事代は1人1日300円
  • 医師連絡票の発行手数料は1件1,500円
  • ほかに利用中に要した経費がかかります

生活保護世帯と住民税非課税世帯は、利用料が減免になります。対象は、市内に住んでいるか、市内の保育所などに在籍している子どもです。

非課税の判定は、4月から8月は前年度、9月から翌年3月は現年度の住民税額です。生活保護費受給票か非課税証明書を、施設で見せます。

当日の症状で断られる場合がある

予約と医師連絡票がそろっていても、当日の様子で断られることがあります。さつき病児保育室の公式ページには、熱は39℃未満が目安と書かれています。

さくらこ

預けられない日もあると知っておくと安心

連絡票が前日に出ていても、当日の体温が39℃以上になった場合などは、基本的に預かれません。咳がひどく呼吸が苦しいときや、脱水があるときも利用できません。

病後児保育のゆずは、感染のおそれがある感染症の子どもや、入院が必要な重い症状の子どもは利用できません。

近隣6市町村と病児保育で連携している

厚木市は、海老名市、座間市、綾瀬市、大和市、愛川町、清川村と、病児保育について協定を結んでいます。相互に利用できると市の案内にあります。

ただし、連絡票などの様式は自治体ごとに違います。対象や事前登録の方法、住民以外の料金も施設しだいなので、各市町村のページを見る必要があります。

ただ、市の施設一覧に載る他の市町の施設は、清川村を除く5市町です。病後児保育の案内に、協定の記載はありませんでした。

一時預かりや急病の相談先との違い

一時保育の使い方は一時預かりの記事に書きました。病児保育は、一時預かりとは別の事業です。

夜間や休日に急に具合が悪くなったときの相談先は、夜間・休日の急病の記事に書いています。

病児保育や病後児保育の費用が無償化の対象になるかは、保育無償化の記事に書いています。

子どもの急な発熱で迷っている方へ

朝になって子どもの熱が上がり、仕事の連絡と預け先のことで頭がいっぱいになる。そんな日のために、元気なうちに知っておけることがあります。

わたしは今回、市の案内と施設の公式ページを読み比べて、予約の電話と医師連絡票の二つが入口だと分かりました。順番が見えるだけでも、少し落ち着ける気がしています。

今日は、さつき病児保育室の046-240-6072か、ゆずの046-296-5177を、スマホの連絡先に入れてみてください。いざというとき、探す手間が一つ減りますよ。肩の力が少し抜けたらうれしいです。やってみてくださいね。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「あつぎロケーション」編集長・さくらこ

厚木市在住のさくらこです。地域情報メディア『あつぎロケーション』で、暮らしに役立つ地元情報をわかりやすく発信しています。

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