夜、静かになった時間に天井裏でカサカサと音がすると、それだけで気持ちが落ち着かなくなります。厚木市にお住まいで、屋根裏や床下、敷地の周りで同じような気配に気づいた方もいるのではないでしょうか。
厚木市の地域情報メディア『あつぎロケーション』ライターのさくらこです。物音だけでは正体が分からず、どこに聞けばいいのかも迷いやすいテーマだと感じています。
行政に相談できる範囲と、業者に依頼する場合に契約前に見ておきたい点を、順番に整理していきます。
屋根裏や床下の物音に気づいたら
帰宅して家の中が静かになったころ、天井のあたりでコトコトと音がしたという声はよく聞きます。最初は空耳かなと思っても、同じ時間帯に何度か続くと気になり始めます。
さくらこうちも夜中に一度だけ、天井から足音みたいな音がしました
床下の点検口を開けたときにふんのようなものを見つけたり、屋根の隙間に汚れが付いていたりする場合も、まずは記録として写真だけ撮っておくと、あとで相談するときに役立ちます。
動物の種類を決めつけない理由
足音の大きさやふんの形だけで、アライグマなのかハクビシンなのか、それとも別の動物なのかを見分けるのは、実はかなり難しいことです。
活動する時間帯や鳴き声で見当がつくこともありますが、似た生活パターンの動物は複数いるため、自己判断で対応を決めてしまうと遠回りになる場合があります。種類の特定は、後で相談する窓口や業者にゆだねる前提で考えるくらいがちょうどいいと感じています。
厚木市の窓口へ相談したいとき
厚木市では、野生動物による生活環境への被害について、環境農政部農業政策課鳥獣対策係が窓口になっています。電話は046-225-2810で、受付時間は月曜から金曜の8時30分から17時15分まで(祝日・年末年始を除く)です。
犬や猫は対象に含まれず、あくまで野生動物による被害についての相談窓口だという点は、先に知っておくと話が早いです。
野生鳥獣の捕獲に許可が必要な場合
敷地内で見かけたアライグマやハクビシンなど、鳥獣保護管理法の対象となる野生鳥獣を個人が無許可で捕獲することは基本的にできません。厚木市では、生活被害の防止を目的に市が許可事務を行う鳥獣を捕獲する場合、市長の許可が必要です。
アライグマについては、通常の捕獲許可申請書ではなく、神奈川県アライグマ防除実施計画に基づく捕獲の届出書を提出する扱いとされ、動物によって書類が異なる点も見落としやすいところです。
ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミの3種は、この法律の対象外とされ、捕獲の扱いが異なります。
屋根裏や敷地でいつから被害があるかを伝え、来庁の日時を相談します。
アライグマやハクビシンなど中型動物向けの箱わなは、窓口での申請後に貸し出されます。
許可証が届いてから、被害のあった場所に限定してわなを設置する流れになります。
駆除業者に相談するまでの流れ
厚木市の窓口で確認できる支援は、捕獲の手続きや箱わなの貸出、捕獲後の回収などが中心です。屋根裏の清掃や侵入口をふさぐ工事まで含めて頼みたい場合は、民間の駆除業者への相談が選択肢になります。
連絡する前に、いくつか手元に用意しておくと話がスムーズです。
- 物音や被害に気づいた時期のメモ
- ふんや足跡、侵入跡らしき場所の写真
- 賃貸なら管理会社の連絡先
- 複数社に見積もりを頼む前提
厚木市で対応している業者の例
公式サイトで厚木市への対応を確認できた業者を、参考として3社紹介します。おすすめの順位付けではなく、見積もりを比べる際の入り口として見てください。
- アズサポート
-
厚木市を対応エリアに含む害虫害獣事業者で、現地調査と見積もりは無料とされています。
- 害獣メイト
-
厚木市寿町に拠点を置き、調査から駆除、修繕までを一貫して扱っているとされています。
- 害獣駆除ワーカーズ
-
厚木市向けの案内で、動物ごとの基本料金の目安を公式サイトに示している業者です。
| 業者名 | 公式サイトで確認できた目安 |
|---|---|
| アズサポート | 厚木市含む対応地域、調査・見積もり無料 |
| 害獣メイト | 厚木市寿町拠点、見積もり後に料金確定 |
| 害獣駆除ワーカーズ | ハクビシン基本料金19,800円から(税込)等の目安を公開 |
料金の目安は公式サイトの表記時点のものです。建物の状況によって変わるため、必ず現地調査後の見積もりで確認する前提で見てください。
見積もりで確認しておきたいこと
見積書を受け取ったら、駆除そのものの費用だけでなく、何がその金額に含まれているかを確認しておきたいところです。
侵入口をふさぐ工事や消毒、清掃、再発時の保証が別料金になっていないか。作業範囲があいまいなまま契約すると、あとから追加費用を求められて戸惑うことになりかねません。
見積もりは1社だけで即決せず、複数社を比べてから決めるというのが、遠回りに見えて結局は近道だと感じています。
駆除だけで終わらない侵入対策
動物を追い出せても、入ってきた隙間をふさがなければ、しばらくして別の個体が同じ場所から入ってくることがあります。
見積もりの段階で、駆除作業と侵入口の補修が別工程になっているのか、セットで含まれているのかを聞いておくと、あとの二度手間を避けやすくなります。
賃貸住宅で被害が出たときの動き方
持ち家であれば自分の判断で業者へ連絡できますが、賃貸住宅の場合は建物の管理を担う大家さんや管理会社への連絡が先になります。
屋根裏や外壁の補修が必要になる場合、費用の負担先や修繕の手配は契約内容によって変わります。まず状況を伝え、管理会社側で手配してもらえるかを確認するところから始めると、話が整理しやすいです。
契約する前に立ち止まりたいこと
広告に出ている料金と、実際に提示される金額が大きく異なるケースが報告されています。その場で契約を急かされたときほど、一度持ち帰って考える余地を作りたいところです。
提示額と請求額が大きく食い違う、訪問販売で強引に契約させられたと感じた場合は、消費者ホットライン188番から最寄りの消費生活センターに相談する方法があります。
今日わたしができる小さな確認
物音や跡が気になったら、今日のうちにスマホで写真を1枚撮っておくだけでも、あとで相談するときの材料になります。
わたし自身、正体が分からない物音を放っておいて余計に不安になった経験があるので、早めに記録だけでもしておくと、気持ちが少し落ち着くように思っています。
行政の窓口も業者の見積もりも、今すぐ結論を出さなくて大丈夫です。まずは気になったことをメモに残すところから始めてみてくださいね。













