家の中の小さな段差につまずく。そんな親や自分の姿を見て、転倒予防教室を調べはじめる方は多いと思います。
厚木市の情報メディア「あつぎロケーション」ライターのさくらこです。市の公式ページを一つずつ開いて、確かめました。
探し方、年齢ごとの教室、家の中の転倒を防ぐ助成、相談先の順に書きます。
転倒予防教室という名称は今は未確認
厚木市の公式サイトの「対策委員会の取組」には、高齢者の安全対策として「転倒予防教室の様子」という写真の説明があります。更新は2022年10月のページです。
一方で、いま参加者を募っている案内に「転倒予防教室」という名前の教室は、確認できた範囲では見つかりませんでした。わたしも最初は、その名前で検索して公式ページを何ページも開きました。
途中で、名前ではなく年齢と目的で探すのが近道だと気づいたんですよね。近い教室は別の名前で市内にあります。次から書いていきます。
65歳以上ならフレイル予防セミナー
市内に住む65歳以上の方が対象なのが、フレイル予防セミナーです。費用は無料で、公式ページには筋力アップや転倒予防に効果的な体操を身につける教室と書かれています。
体操は「いきいき百歳体操」。おもりを手首や足首につけて、椅子に座ってゆっくり動きます。
申し込み先は市役所ではなく、神奈川工科大学の地域共創研究センターにあるフレイル予防支援室で、電話は046-271-8328です。
全10回で体操を覚えて仲間と続ける
原則として、フレイル予防セミナー全4回といきいき百歳体操の基礎編全6回、合わせて全10回に参加できる方が対象です。
運動と食事と社会参加を学び、体力測定も受けます。
おもりを使った体操とコツを教えてもらいます。
週に1回、自主的に集まって体操を続けます。
会場は市内10会場で、日程は公式ページのパンフレットにあります。通う手段は徒歩か自転車が原則で、要介護認定を受けている方は事前に相談が必要とされています。
未病運動講座は歩き方と筋力がテーマ
市内に住む18歳以上の方が受けられるのが、未病運動講座のリフレッシュコースです。単発の講座で、公式ページの内容欄に「転倒予防」の言葉はありません。
中身は、筋力維持のためのストレッチ、正しい歩き方、腰痛や膝痛を防ぐ運動など。歩き方から見直したい方には近い内容です。
会場は保健福祉センター6階ホールで、参加費は無料です。1回目は9時30分から、2回目は10時45分からで、どちらかを選びます。
未病運動講座で対象外になる場合
見落としやすいのが、要支援・要介護認定を受けている方は対象外という点です。医師から運動の制限を受けている方も、対象になりません。
- 市内在住の18歳以上
- 医師から運動の制限を受けていない
- 要支援・要介護の認定を受けていない
- 杖を使わずに歩ける
杖歩行の方は、講座当日に参加できないと書かれています。心配な点があれば、事前に健康医療課へ問い合わせる案内です。
手すりや段差の工事に出る市の助成
セーフティ住宅支援事業は、教室ではなく、家の中で転びにくくするための工事に出る助成です。手すりの設置や屋内の段差の解消などが対象になります。
公式の案内ページ(2024年4月更新)では、市内在住の75歳以上で、要介護・要支援の認定を受けていない方が対象。補助額は工事費の2分の1以内で、上限は3万円です。
契約や工事を始める前に、事前申請が必要です。審査に3週間前後かかるため、福祉総合支援課への申請が先になります。対象になるかは、細かい要件も含めて窓口で聞けば安心です。
家具の転倒防止は別の制度です
「転倒」で調べると、家具の転倒防止対策事業も出てきます。人が転ぶのを防ぐ教室ではなく、家具と床の間に防止板をはさみ込んで、家具が倒れるのを防ぐ制度です。
市の案内ページで対象とされているのは、ひとり暮らし高齢者に登録している75歳以上で市民税が非課税の方の世帯と、ねたきり等高齢者に登録している方を含む65歳以上のみの世帯です。
公式ページ(2025年4月更新)には「9月までにご申請ください」とあります。対象の細かい決まりや今年度の受付は、福祉総合支援課の福祉サービス係へ問い合わせます。
4つの制度を対象別に見比べる
ここまでの4つを、対象と目的で並べてみます。自分や親がどれに当てはまるかが見えると、動きやすくなります。
| 名称と対象 | 内容 |
|---|---|
| フレイル予防セミナーと百歳体操(市内在住の65歳以上) | セミナー4回と体操の基礎編6回、計10回の教室 |
| 未病運動講座(市内在住の18歳以上) | ストレッチや歩き方を学ぶ単発の講座 |
| セーフティ住宅支援事業(75歳以上などの要件あり) | 手すりや段差解消の工事費を助成 |
| 家具転倒防止対策事業(案内ページの対象世帯) | 家具が倒れないよう防止板を設置 |
さくらこまず年齢を見ると、絞りやすいですよ
同じ「転倒」でも、体を動かす教室と、住宅の工事や家具の転倒防止をする制度は別物です。ここで一度止まって、誰のために調べているのかを決めたい。
申し込む前に確かめておきたいこと
申し込む前に、行く場所と持ち物を見ておくと、当日に慌てずに済みます。特に車で行くかどうかは、早めに決めたいところ。
- 未病運動講座の靴
-
スリッパは不可で、室内用の運動靴を持っていきます。
- 未病運動講座の駐車場
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会場に駐車場はなく、中町立体駐車場の1時間分の利用補助券が出ます。
- フレイル予防セミナーの通い方
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原則として、徒歩か自転車で会場へ通える方が対象です。
未病運動講座の申し込みは、講座予約システム(LINE)か往復はがきで、抽選です。受付は、実施日の2か月前の15日から始まります。
迷ったときに問い合わせる窓口
どれが合うか分からないときは、教室ごとに決まった窓口へ聞くのが早いです。電話番号を並べておきます。
- フレイル予防セミナーの申込 046-271-8328
- 未病運動講座(健康医療課)046-225-2201
- 家具転倒防止・住宅助成(福祉総合支援課)046-225-2220
- 一般介護予防事業(地域包括ケア推進課)046-225-2388
電話の前に、年齢と気になっていることをメモしておくと、伝えやすくなります。
今日の一歩は番号をメモすること
玄関の段差や階段で、あれ、と思った瞬間がきっかけになることがあります。そんな日は、転倒を防ぐ教室が近くにないか、気になりますよね。
教室の名前は違っても、体を動かせる場は市内にいくつかある。そう分かってから、わたしは少し肩の力が抜けました。
今日は、年齢に合う窓口の電話番号を、スマホのメモに一つだけ残してみてください。番号が手元にあるだけで、気になったときに動けて、気持ちも少し軽くなるかなと感じています。無理のない一歩から、始めてみてくださいね。













