病院や薬局でいったん立て替えた医療費、あとから戻ってくる場合があると聞いても、何をどこに確認すればいいのか分からず手が止まりますよね。
地域やテーマを扱うメディア『あつぎロケーション』のライター、さくらこです。わたしはこういう手続きほど、先に確認先を仕分けてから動くようにしています。
この記事では、療養費、高額療養費、自治体の医療費助成、医療費控除という四つの制度を分けて、確認する順番を紹介します。
厚木市がすべての窓口ではない
医療費の払い戻しは一つの制度ではなく、いくつかの制度に分かれています。加入している保険や状況によって、確認する窓口も変わります。
わたしも最初は、厚木市に行けばすべて済むと思っていました。実際はそう単純ではなく、ここが最初の分かれ道。
まず自分の加入制度を確かめる
先に結論を言うと、加入している健康保険を確かめることが、迷わない一番の近道です。
- 厚木市の国民健康保険
- 会社などの健康保険組合
- 協会けんぽ(全国健康保険協会)
- 後期高齢者医療制度
加入先は、マイナポータルの資格情報や資格確認書で確かめられます。まずは制度の名前を一つ、控えておくと安心です。
健康保険の療養費という仕組み
見落としやすいのが、加入している健康保険の療養費という仕組みです。急病などでマイナ保険証や資格確認書を提示できず、全額自己負担したときに使える仕組み。
- 療養費
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急病などでやむを得ず全額を支払ったあと、申請・審査を経て、保険で認められた額から自己負担分を除いた額が支給される仕組みです。
厚木市の国民健康保険なら、国保年金課の国保給付係が窓口です。後期高齢者医療は同じ課の長寿医療係が担当で、窓口も番号も別になります。
国保給付係は046-225-2120、長寿医療係は046-225-2223です。会社の健康保険に入っている方は、加入先の健保が窓口になります。
高額療養費は上限を超えた分だけ
高額療養費は、一か月の保険診療の自己負担が上限を超えたとき、その超えた分だけが戻る制度です。
療養費とは別の制度で、こちらも加入している保険で申請先が変わります。国保と後期高齢は市役所、会社員なら窓口は健保組合や協会けんぽ。
申請書が届くタイミングや必要書類は制度ごとに細かく違うので、高額療養費の申請先をまとめた記事もあわせて確認しておくと安心です。
自治体の医療費助成という制度
自治体の医療費助成は、健康保険や高額療養費とは別に、厚木市が実施している助成制度です。
医療証を医療機関の窓口で見せることで、対象になる医療費の自己負担分が軽くなる仕組みです。
厚木市には複数の医療証がある
見落としやすいのが、厚木市の医療証は一種類ではないという点です。子ども医療費助成、ひとり親家庭等医療費助成、心身障害者医療費助成など複数あります。
子育て給付課はこども医療・手当係とこども家庭支援係、心身障害の助成は障がい福祉課が担当です。
子ども医療費助成の対象年齢や手続きは、医療証と手続きをまとめた記事で詳しく紹介しています。
医療費控除は還付とは違う仕組み
見落としやすいのが、医療費控除を医療費の払い戻しと混同してしまうことです。
- 医療費控除
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一年間に支払った医療費が一定額を超えたとき、確定申告で所得税や住民税が軽くなる制度です。
高額療養費などですでに補われた金額は差し引くため、支払った領収書の合計とは一致しないことがあります。
申告先は厚木税務署(046-221-3261)です。確定申告義務のない人の還付申告は、その年の翌年一月一日から五年間提出できます。
申請には時効があることも確認
申請には期限があるので、支払った日を必ずメモしておくと安心です。
マイナポータルや資格確認書で加入先を確認します。
国保・後期高齢は市役所、会社員などは健保組合や協会けんぽが窓口です。
医療費控除の明細書を作る場合などに必要になるので、確定申告期限等から五年間を目安に保管しておきます。
厚木市国保の療養費や高額療養費は二年、医療費控除の還付申告は五年が目安です。
迷ったときにまず確かめること
迷ったときは、まず加入している保険と、対象になりそうな医療証の有無を確かめるところから始めています。
さくらこ迷ったら加入先の窓口が一番早いです
資格確認書やマイナポータルを見れば、加入先の名前はすぐに分かります。自分ならこの二つを先に確かめておくようにしています。
最後にわたしから伝えたいこと
今日できることとして、まずは資格確認書やマイナポータルで、自分がどの保険に入っているかを確かめてみてください。
わたしも領収書をなんとなく引き出しにしまい込んでいた時期があり、あとで確認するのに時間がかかったことがあるんですよね。
小さな一枚のメモでも、あとの自分がぐっと楽になります。今日のうちに一つだけ、確かめておいてくださいね。













